こんにちは!ゆず胡椒研究家のあおさんです。
Podcastで配信している「ゆずと酒ラジオ」。
VOL .3が配信されました。
今日は、なすを使ったレシピなど、盛り沢山の内容でお届けしております。
柚子胡椒とは何か?という、今更な話もしております。
ぜひ、聴いていただけると嬉しいです。
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記念すべき、第三回目の配信です。
まだまだ暑いですが、朝晩が過ごしやすくなって、すこーしだけ秋めいてきたように感じますが、皆さまが住んでいる地域はいかがでしょうか?
私は自然豊かな東京都内に住んでいますが、赤とんぼが飛んでいたり、彼岸花が咲き始めたりと、結構秋ですね。
といってもまだまだ暑いですが。いつまで暑いんやってどつきたくなりますが、どついてもしゃあないので、皆さま、熱中症にはお気をつけください。
さて、先ほど言ったように私が住んでいるところは自然豊かな東京都内です。
意外かもしれませんが、野菜の無人販売所があるんですよ。
うちの近所だけでも2カ所あって、もう少し足を伸ばすと10箇所くらいはあるんじゃないでしょうかね。
田舎に帰った気分になります。
8月終わりくらいから、無人販売所で必ず購入している野菜があります。
それは「なす」。似てよし、焼いてよし、炒めてよし、揚げてよし…めっちゃ使えますよね。
私、料理研究家の山本ゆりさんが大好きで、本も何冊か持っているんです。
ブログだったと思うんですけど、ゆりさんがなすのことを「野菜界のスポンジボブ」って表現されていて、すごく腑に落ちたんですよ。
だって、なすの白いところはびっくりするくらい油を吸うじゃないですか?そりゃ、おいしくなりますよね。
そんななすは、柚子胡椒とも相性がいいんです。
なすを焼いて、ポン酢醤油と柚子胡椒を合わせたタレをかけ、鰹節をのせるだけでおいしい一品になります。
あとは、チーズと柚子胡椒とか、焼いて柚子胡椒+醤油で味付けするとか…本当に色々作れるんですよ。
そして、これからの時期におすすめなのが「炒めもの」です。
夏場は暑すぎて台所に立つのでさえも億劫なのに、その状況で炒めものを作るってどれだけ苦行やねんと。
少しだけかもしれないけど暑さがおさまった今の時期やこれからの時期は炒めものですよ。
そして、夏の疲れが出やすい今の時期におすすめなのが「豚肉」です。
疲労回復してくれるビタミンB1が豊富に含まれていて、にんにくや玉ねぎなどに含まれるアリシンと合わせると、糖質代謝も期待できるんですよ。
あっ、これからご紹介するレシピはにんにくや玉ねぎは使いません。
そんなわけで、なすと豚肉の柚子胡椒ポン酢炒めの作り方をご紹介します。
こちらのレシピは、「柚子胡椒マガジン」と「Yahoo!ニュースエキスパート」にものせていますので、気になった方はみてみてください。
ご紹介していきますね。
材料(2人分)
- なす 2本
- 豚こま肉 200グラム
- ポン酢醤油 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 柚子胡椒 小さじ1/2〜
- 炒め用の油 小さじ1
作り方 ⏰10分
豚肉の脂が染み込んだなすのこってり感が、ポン酢醤油と柚子胡椒の最強タッグのおかげでさっぱりして食べることができます。
でも、こってりが勝ちますね。
さて、このポン酢醤油と柚子胡椒の組み合わせは、合わせ技しやすい組み合わせなんですよ。
なぜなのかと説明する前に、今更ですけど「柚子胡椒って何?」という話からはじめていきます。
3回目にして、この話かってツッコミたくなりますけど。私、2019年11月からゆず胡椒研究家として活動して4年になるんですけど、「柚子胡椒って何?」って未だによく聞かれるんですよ。
柚子胡椒とは、「柚子皮を使った辛味調味料を総称したもののこと」をいいます。
ですので、よくあるペースト状のものだけではなく、タバスコのような液体のものも、柚子七味も全部柚子胡椒なんですよ。
そして、ペースト状の柚子胡椒は、「青柚子の皮と青唐辛子と塩」を使って作られています。
柚子胡椒の発端は100年ほど前と言われております。
発祥は大分説と福岡説、あと愛媛説もありますね。色々調べていくと、色々な諸説があります。当時のことはわからないので、何とも言えない部分もあります。
とりあえず、言えることは「柚子胡椒は保存食のひとつである」ということです。
塩を入れることによって保存できますからね。
塩はいらないのでは?と塩を悪としている方々から言われますが、塩がないと保存はできません。
なので、悪者扱いしないでくださいよ。
そして、ポン酢醤油は、柚子などの柑橘果汁と醤油、鰹節や昆布などの出汁を合わせて作られます。
ここで柚子胡椒とポン酢醤油の共通点がわかりましたでしょうか?
そう、どちらも柚子を使っているんです。
だから、合わないはずがないんです。
おっ?「ポン酢醤油は酢やレモンなどの他の柑橘を使っているでしょ?」とおっしゃられました?安心してください。
他の柑橘やお酢も柚子皮との相性がいいんです。
酸性で、性質が似ているからですね。
ですので、ポン酢醤油と柚子胡椒は相性がめちゃくちゃいいので、合わせ技にぴったりなんです。
炒めものだけでなく、和物や唐揚げなどの下味、漬物など、色々なレシピに使えますので、興味のある方はお試しください。
レシピは、柚子胡椒マガジンかYahoo!ニュースエキスパートに色々掲載しておりますので、ぜひみてみてください。
そして、今回合わせたお酒は宝酒造から限定販売されている、タカラ焼酎ハイボール・強烈りんごサイダー割りです。
2017年から秋限定で販売されていて、今年も出ました。
ちなみに、タカラ焼酎ハイボールについてですが、チューハイ(酎ハイ)の語源にもなったと言われる昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で生まれた焼酎ハイボールの味わいを追求した辛口チューハイとのことです。
宝焼酎(瓶かペットボトルに入った20度もしくは25度のやつ)をベースとしたアルコール分7%の飲みごたえとキレ味爽快で辛口の味わいに加え、プリン体ゼロ・甘味料ゼロといった特長が、従来のチューハイユーザーだけでなく、健康意識の高いお客様からも支持されているとのことです。
また、炭酸が強く爽快感が味わえる点も好評です。確かに、炭酸は強いですね。
今回の「強烈りんごサイダー割り」は、強炭酸が特長のタカラ焼酎ハイボールにおいて、最も高い炭酸ガス圧を実現した「強烈シリーズ」の数量限定商品です。
超強炭酸の刺激的な飲みごたえと、糖質ゼロですっきりとした甘くない「りんごサイダー」の味わいをお楽しみいただけます。香りは強いですが、甘くはないです。
私、甘いものがあまり得意ではないので、宝酒造の焼酎ハイボールはよく買います。
その中でも、特にラムネ味をよく買います。
甘くないラムネ味です。もしかしたら、時期限定品かも?
刺激がほしいときに欲するんです。
この台本を書いていて気づいたんですけど、柚子胡椒も刺激物なので、私は刺激がほしい人なんですかね。
確かに、よくも悪くも刺激的な人生を歩んでますよ。はい、どうでもいいですね。
最初に台本を書いている時点での話ですが、なすと豚肉の柚子胡椒ポン酢炒めが脂っこさを合わせるには、甲類焼酎の炭酸割りがいいなと思っていました。
甲類焼酎とは、今回ご紹介した宝焼酎やキンミヤ焼酎などの連続式蒸留焼酎のことをいいます。
本当は、普通のレモン味を合わせる予定でしたが、りんごは合うのかな?とある種の実験でした。
ぶっちゃけ言うと、レモンの方が合います。あとはドライ。
りんごも油を吸ったなすをさっぱりさせてくれるんですけど、お互いの香りを打ち消してしまうかなと思いました。
なので、今回のレシピに合わせるなら、レモンかドライがおすすめです。
そして、りんごはどういったものに合うんだろうと真剣に考えてまして、無難なのはクリームチーズを使ったものかなと思いました。
あとは、レーズン。りんごと相性のよい食材を合わせていただくと、味にまとまりが出るはずです。またそのうち、リベンジ会でもやりましょうかね。
いかがでしたでしょうか?
今回はなすと豚肉の柚子胡椒ポン酢炒めとタカラ焼酎ハイボール強烈りんごサイダー割りをご紹介しました。合わせるなら、レモンかドライがおすすめです。
今回の配信はというか今までの配信もですけど、「柚子胡椒マガジン」で文字起こしをしております。レシピや商品詳細は、柚子胡椒マガジンでチェックしてみてください。
さて、来週はどんな柚子胡椒おつまみレシピとお酒、どこの柚子胡椒が出てくるでしょうか?
お楽しみに。それでは!