お久しぶりに、ブログを更新します。
ゆず胡椒研究家のあおさんです。
今回は、静岡田丸屋・わさびゆず胡椒をご紹介します。
1.静岡・田丸屋といえばわさび漬け
静岡の田丸屋といえば、わさび漬けが有名です。
私も、用事で静岡へ行ったときには、わさび漬けと蒲鉾のセットをつまみに、新幹線で1杯やります。
わさび漬けといえば、ツーンとした香りだけど、口に入れるとまろやか、後味の濃厚さがたまらないです。
お酒はもちろん、ごはんもすすみます。
そんなわさび漬けが有名な田丸屋のわさびゆず胡椒…すごく気になる。
興味本位で購入しました。
2.田丸屋・わさびゆず胡椒の香りと味
爽やかな香りと濃厚だけど後味さっぱりな柚子胡椒
蓋を開けると、ふわっと香るゆずの香りが最初にきて、鼻にさすツーンとしたわさびの香りが後からきます。
辛味はわさびだけなのかなと成分表示を見たら、青唐辛子も入っていました。
原材料名の最初にわさび(静岡県)と記載されているので、静岡産わさびの含有量が多いことは間違いなさそうです。
早速、試食しました。
口に入れた途端ピリッと辛く、濃厚だけど、後味がさっぱりしている。辛味は最後まで持続する。
わさびの食感もしっかりあります。
けれど、わさびだけの辛味なら最後まで持続しないはず…。
なるほど、じんわりした辛味の要因が青唐辛子か。
辛味は、味覚ではなく、表在感覚である温痛覚刺激によって感知されます。
辛味を大まかに分けると、
- 揮発性(シャープ系)
- 不揮発性(ホット系)
この2種類に分けられます。
揮発性は、鼻の粘膜をツーンと刺激するもので、わさびがこれに当たります。
不揮発性は、口の中が熱くなるもので、唐辛子がこれに当たります。
揮発性であるわさびと、不揮発性である唐辛子の辛味の相乗効果で、辛味が最後まで持続するのではないかと思われます。
通常の柚子胡椒は、唐辛子を使うため、じんわり辛味がきます。
ですので、田丸屋のわさびゆず胡椒は、新感覚ゆず胡椒といっても過言ではありません。
3.田丸屋・わさびゆず胡椒はお刺身と合わせると最高!
わさびゆず胡椒は、わさびの食感を感じることができます。
なので、お刺身と合わせると、文句なしでおいしいです。
本物のすりおろしわさびってツーンとした強い辛味の後に甘さがくるんですよ。
お醤油とわさびゆず胡椒を混ぜると、この現象に近くなるというか、唐辛子の辛味が中和されて甘さを感じます。
ちなみに、おでんと合わせたときは、おでん自体が温かいためか、鼻にツーンとくる感じは弱まり、最後まで辛味が持続しました。
合わせる料理によって、辛味は変化しますが、大事なのは味です。
わさびゆず胡椒の濃厚だけど後味さっぱり感は、クセになりそうです。
唐揚げや天ぷら、脂の多い焼き魚など、色々な料理に合わせやすいと思います。
4.田丸屋・わさびゆず胡椒はここで買える!
私は、ヤオコーというスーパーで購入しましたが、ネットでも購入できます。
新感覚なわさびゆず胡椒は試す価値あり!
揮発性の辛味であるわさびと、不揮発性の辛味である唐辛子。
この2種類の辛味が混在した、新感覚ゆず胡椒が、田丸屋のわさびゆず胡椒です。
辛味だけではなく、濃厚だけど後味さっぱりした味わいも、今までに食べたことがないです。
おすすめですので、見かけたらお試しください!