こんにちは!ゆず胡椒研究家のあおさんです。
先日、東京ビッグサイトで開催された「Hand Made In Japan Fes」へ行ったときに、いくつかの柚子胡椒と出会いました。
その中のひとつが、TOKYO OKUTAMA FACTORY の完熟生柚子こしょう(中辛・激辛)です。
東京都奥多摩町のTOKYO OKUTAMA FACTORY(合同会社クアラ)で製造販売されている柚子胡椒です。
東京で作られた柚子胡椒は、はじめて出会いました。
瓶とマッチしたラベルがおしゃれでかっこいい!
そして、スプーンが問題なく入る広口瓶が嬉しすぎます。
こちらの柚子胡椒について、まとめていきます。
まず、柚子胡椒の解説の前に、この柚子胡椒が作られた経緯をご紹介します。
東京都奥多摩町(以後、奥多摩)といえば、観光名所としてメディアに取り上げられたり、近年では移住促進に力を入れている町です。
その一方で、町全体の高齢化がすすんでいるという問題もあります。
奥多摩には古くから大切に受け継がれていた柚子の木を持つ家庭が多くあるそうです。
しかし、高齢化で柚子の収穫ができず、取り残された柚子を狙うサルなどの野生動物による被害が深刻化しています。
- 奥多摩の高齢化
- 野生動物による被害を少なくする
この2点の問題を解決するために、TOKYO OKUTAMA FACTORYは各家庭の柚子の収穫をお手伝いし、その柚子を使った商品を製造販売されています。
その中の商品のひとつが、柚子胡椒です。
柚子胡椒で地域貢献ができるなんて、はじめて知りました。
その他にも、柚子の香りがぎっしり詰まった「柚子バター」や月ごとのお菓子便もあるそうです。
まずは、王道の青柚子胡椒からご紹介していきます。
瓶をあけると、フワッと広がる柚子の香り。
青柚子皮ではなく黄柚子皮を使って作られているため、黄柚子特有の豊潤な香りがめちゃくちゃいいです。
そして、柚子皮も唐辛子も荒く刻まれており、食感がいいんです。
香りを嗅ぐだけでもいい香りなのが伝わりますが、噛むと口の中に黄柚子の豊潤な香りがじわっと広がります。
唐辛子の辛味も後からじわっときますが、それほど強くはないので食べやすいです。
お刺身、肉料理、餃子など、幅広く使える柚子胡椒です。
続いてはこちらの柚子胡椒。
見るからに辛そうですが、見た目通りめちゃくちゃ辛いです。
私が今までに出会った柚子胡椒の中でも、ダントツで一番辛いです。
柚子皮は中辛と同じく、黄柚子皮を使って作られています。
唐辛子は、あの激辛で有名なハバネロを使って作られているそうです。
しかも、タネごと。
そりゃ、辛いですって。
ハバネロ特有のフルーティーな香りに騙されて、油断して試食したら汗かきました。
でも、辛いだけでなくて旨味もしっかりあります。
私はチーズを合わせて食べることが好きです。
あと、タコライスやタコスを作るときのスパイスがわりに使うと、辛くてめっちゃおいしいです。
和食はもちろん、メキシコ料理に合いそうな柚子胡椒です。
個性的な2種類の柚子胡椒は、とても使いやすくおいしいです。
それだけでなく、奥多摩の課題解決につながるという、地域に根ざした商品という印象を受けました。
柚子胡椒で地域貢献、ステキすぎます。
私も、来年こそは、奥多摩の柚子の収穫をお手伝いしにいきたいですし、またひとつ柚子胡椒の可能性が広がりました。
出会いに感謝です。
TOKYO OKUTAMA FACTORYの柚子胡椒はこちらから購入できます(外部ページに移動します)。
気になった方は、チェックしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます!