ゆずと酒ラジオVOL .7【お土産に柚子胡椒もアリ?柚子胡椒を選ぶポイントをゆず胡椒研究家が解説します】

ゆず胡椒研究家
あおさん
ゆず胡椒研究家 あおさん

こんにちは!ゆず胡椒研究家のあおさんです。


podcastでお届けしている「ゆずと酒ラジオ」。

今回は、大分での柚子胡椒買い漁り編をお届けします。

お土産におすすめな柚子胡椒の見極め方を解説しています。

文字起こしもしていますが、ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。


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序章〜大分は柚子胡椒発祥の地!お土産にもおすすめなんです〜

記念すべき7回目の配信です。

今回は、大分の柚子胡椒についてお話していきます。

まず、柚子胡椒の発祥は諸説ありますが、福岡説と大分説が有力です。

どちらもめちゃくちゃ山の中なので、保存食として作られていたのがルーツです。

100年ほど前に発祥となったらしいですが、真相は不明です。

大分説の場合は、日田市の山の中で発祥したということらしいんですよ。

地図でみましたけど、めっちゃ山です。

発祥じゃなくても柚子胡椒の始まりであることは変わりはないですからね。

誕生の地も気になるけど、私的には柚子胡椒の誕生日も気になるんですよ。

きっと、青柚子と青唐辛子が取れる時期ですから、8月から10月の間でしょう。

8月は暑いから、10月なんだろうなとか。

妄想していると楽しくなってきます。

そんな大分の日田で誕生したであろう柚子胡椒ですが、大分の柚子胡椒はめっちゃあります!

今回は、13種類の柚子胡椒を購入しました。

でも、見かけたらのはこれの3倍くらい。

以前購入したものは買っていませんし、私的にはこれは苦手なんだろうなと思うものは購入していないです。

今年の3月に佐賀へ行ったときも、めちゃくちゃ柚子胡椒があったんですよ。

でも、佐賀の柚子胡椒は要冷蔵品が多くて、持って帰るのが大変でした。

大分で見かけた柚子胡椒は、すべて常温品でした。

常温品はめっちゃ助かりますよ。

変な気遣いしなくていいですから。

ただし、買いすぎて重かったです。

かぼすもたくさんいただいたので、いい筋トレになりましたよ。

話がそれましたが、ご自身へのお土産はもちろんですが、辛いものがお好き方とかお酒を呑まれる方へのお土産に、大分の柚子胡椒を購入するのはおすすめです!

特に、甘いものが苦手な方へのお土産にはマジでおすすめできます。

ゆず胡椒研究家
あおさん
ゆず胡椒研究家 あおさん

そんな私も、甘いものが苦手な人間です。

ただし、先ほどもお伝えしたとおり、柚子胡椒発祥の地ですので、’めちゃくちゃ種類があります。

ゆず胡椒研究家としての、柚子胡椒の選び方のポイントをお伝えしていきたいと思います。

おすすめの購入場所やおすすめの商品などを解説していきますね。


大分でお土産用の柚子胡椒を買うなら大分空港一択!だけどスーパーや産直系のお店もおすすめ

お土産として大分で柚子胡椒を買うならどこがおすすめかと聞かれたら、大分空港一択です。

めっちゃ種類があります。写真とってこればよかった。

九州限定のゆずすこなど、九州でしか入手できないものが多くあります。

あとは、スーパーや産直系のお店がめっちゃ穴場です。

スーパーは場所によってはになるんですけど、かなりお手頃価格で大分で製造している柚子胡椒を入手することができます。

あとは、産直系のお店。

空港では絶対に買えない商品を多数見つけることができました。

まだ開封していないですけど、岩塩を使った柚子胡椒やお茶が入った柚子胡椒とか。

かなり珍しいものが多かったです。

そうそう、大分空港隣にある「大分の空むさし」という産直スーパーがめっちゃよかったです。

主に湯布院でおなじみの大分県由布市にある「フードスタッフ」の柚子胡椒を数多く扱っているんですけど、種類が豊富で使い切りやすいサイズ感がめっちゃいいんです。

旅行から帰るときに、大分空港と大分の空むさしで柚子胡椒を買うのもおすすめです。


使い切りやすいサイズ感が大事!

柚子胡椒はサイズが色々あります。

使い切りサイズのパウチタイプから、大きいものだったら100グラムまで、幅広くあります。

ご自身へのお土産は何でもいいとは思いますけど、70グラム以上になってくると使い切るのが大変だとは思います。

おすすめなのは、30〜50グラム入りのものです。

大きくもなく、小さくもなく、使い切りやすいサイズ感ですね。

そして、一番味が安定しているのがこのサイズ感のものだと思っています。

お値段的には、500円前後ですかね。

スーパーだともう少しお値打ちになることが多いですけど。

私が個人的に好きな黒嶽荘の「一年熟成ゆずごしょう」は、40グラム入りで548円(税込)でした。

角が取れた柚子胡椒で、まろやかなのがいいんですよ。でも、しっかり辛いですよ。

これはお土産におすすめですね。

ちなみに、今回私が購入した柚子胡椒の中で一番高いのは、櫛野農園の「石臼引き熟成ゆずごしょう」です。

30グラム入りで972円でした。

こちらの商品は、箱から出したときの柚子皮の香りがめちゃくちゃいいんです。

お土産用ならこの辺りがボーダーラインかなと思います。


青柚子胡椒と赤柚子胡椒と黄柚子胡椒の違いって何?

お土産屋さんで柚子胡椒を見ていると、定番の青柚子胡椒だけではなくて赤柚子胡椒や黄柚子胡椒とか、何じゃこれは?と思うものがありますよね。

基本の材料は、柚子皮と唐辛子と塩で同じなんです。

けど、使っている材料が違うんですよ。

解説していきますね。


定番の青柚子胡椒は、青柚子の皮と青唐辛子と塩を使って作られます。

まあ、よくあるやつですよね。

焼き鳥、唐揚げ、お刺身、パスタ、何でも使えますし、何でも合います。

唯一の欠点があるとすれば、加熱すると香りと辛味が飛びやすいということです。

これは、熟していない青柚子と青唐辛子を使っているため、加熱にはあまりむかないです。


赤柚子胡椒は、熟した黄柚子の皮と赤唐辛子と塩を使って作られます。

これは、肉料理にめちゃくちゃ合います!

焼き鳥、唐揚げ、ステーキ、焼肉、何でもおいしくなります。

あと、加熱に強いので、炒め物や煮込み料理に使うのもおすすめですよ。

加熱することで、黄柚子の香りと唐辛子の辛味がより強くなります。

ただし、当たり外れが大きいのも赤柚子胡椒の特徴かなとは思います。

赤唐辛子の量が多いと一味のような苦味が強くなりますし、使っている唐辛子がハバネロなどの激辛系の場合はフルーティーな仕上がりになります。

これは好みがあるのでなんともいえませんね。

辛味も控えめなものから激辛まで、幅広くあるのも特徴です。


黄柚子胡椒は、黄柚子皮と黄色い唐辛子と塩を使って作られます。

この黄色い唐辛子は、黄金唐辛子やハバネロなど、激辛な種類の唐辛子を使っていることが多いです。

ですので、黄色は激辛柚子胡椒です。

私的には、青柚子胡椒と赤柚子胡椒のいいとこ取りという認識でおります。

お刺身にも合いますし、お肉にも合う。

そして、加熱しても香りと辛味がとばない。

私は黄柚子胡椒が一番好きですし、自分で商品を出すなら黄柚子胡椒一択ってくらい、黄柚子胡椒ラブです。

激辛好きには、黄柚子胡椒ですね。

当たり外れもそれほどないのが嬉しいですね。


こんな感じで、味も辛味も使い方も、全く違ってきます。

何が正解ってのはありませんから、好みに合ったものを選んでいただければよいかと思います。


塩分が気になる方は液体タイプの柚子胡椒がおすすめ!

「塩分が気になるから柚子胡椒は買えない」

そのお気持ち、めちゃくちゃわかります。

私も、柚子胡椒を食べ続けてから、血圧が上がっていますから。

けど、正常値です。

そんなことはどうでもいいとして、大分では「液体タイプの柚子胡椒」を多く見かけました。

液体タイプのいいところは、塩分が控えめだということです。

お酢ベースや出汁ベースや柚子果汁ベース、色々あります。

かければ使えるので、使い勝手がいいのもいいんです。

なんでも振りかければいいんです。

あと、料理する気力が炒め物に使ったり、酢の物に使ったり。

とにかく、めちゃくちゃ使えます。

色々な商品がありますが、液体タイプも各社個性が強いのですが、当たり外れが少ないのもおすすめなポイントです。


旅先でゆずこしょうと出会うからことの発見や思い出ができる!

今回は、大分のお土産としての柚子胡椒の選び方をざっくりお話ししました。

まあ、簡単にいうと、量があまり多くなくて、どういう用途に使うのか、塩分を気にするのかという視点ですね。

今って、通販でなんでも買うことができる時代じゃないですか。

それは柚子胡椒も同じで、10年前と比べると、全国の柚子胡椒を簡単に入手しやすくなったと思います。

けど、旅先で出会うからこその思い出ってあると思うんですよ。

どんな季節で、どんな空気で、どんなお店で、見つけたときにこう思ったから購入したとか。

ぶっちゃけ、運命の出会いだと思うんです。

だからこその愛着もわくわけで。

別に通販が悪いとかじゃなくて、通販も手段としてはいいんですよ。

でも、「旅先で出会った柚子胡椒をお土産として購入して、他の誰かと共有する。」

この流れは、通販では難しいんだろうなと思いました。

大分だけに限らず、行った先で出会った柚子胡椒に興味を持っていただけたら嬉しいです。


珍しく、真面目な締め括り方です。

というか、今回はお酒の話はないですからね。

来週は、どんな柚子胡椒とお酒が出てくるでしょうか。

お楽しみに。


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