みてくださり、ありがとうございます!ゆず胡椒研究家のあおさんです。
先日、福井へ行ったときにいただいた『山うに』という辛味調味料。
以前から気にはなっていましたが、今回食べてみて、めちゃくちゃ感動しました!
今回は、山うにをご紹介します!
山うにとは、福井県鯖江市河原田に古くから伝わる伝統薬味です。
その伝統薬味を、株式会社越前隊が製造販売しています。
山うには、黄柚子、赤なんば(赤万願寺唐辛子)、越前塩(天日塩)、鷹の爪を使って作られた、辛味調味料です。
柚子胡椒と材料が同じですね!
柚子胡椒とは、柚子を使った辛味調味料全般のことを指します。
ですので、山うにも柚子胡椒の仲間なのです。
公式ホームページに、商品の説明や製造過程が掲載されているので、必見です。
特に製造過程は必見です!手が混んで作られているのが、伝わります。
山うにに感動した点をまとめました。
柚子胡椒にはない、ウニのようなとろりとしたペースト。
まさに、山のうにです!
この舌触りのものを作るためには、めちゃくちゃ大変だと思います。
私もペースト状の柚子胡椒が好きで、自作をしていますが、なかなか成功しないんですよね…。
だからこそ、このウニのようなとろりとするペーストは、人一倍憧れます。
食感だけでなく、濃厚な味わいもウニそのものです。
私は、ごはんに山うにを乗せるのが好きです。
食べる前は柚子の香りがよく、口に入れると最初にピリッとした辛味とほんのり塩味がきます。
柚子胡椒をごはんに乗せたときは、辛味が続くことが多いのですが、
山うにの濃厚さは、あとを引くんです。
この濃厚さを引き出しているものが、赤なんばと天日塩だと、個人的には思っています。
私の場合だけかもしれませんが、柚子胡椒を作るときに濃厚さを引出したいときは、肉厚系の唐辛子か海塩を使います。
山うにで使われている赤なんばは万願寺唐辛子です。
万願寺唐辛子は肉厚系唐辛子で、水分を多く含みます。
柚子胡椒作りに使うと、濃厚な味わいになります。
ちなみに、万願寺唐辛子を使った柚子胡椒の作り方は、昨年アップしたYouTubeにあります。
山うにの濃厚さですが、製法もですが、材料にもこだわりを持って作られていることが伝わります。
柚子胡椒作りにおいて、塩も大事な要素です。
先日の減塩ゆず胡椒作りの記事でも、塩を買えることで濃厚さが加わると記載しました。
山うには天日塩を使っているところがめちゃくちゃいいんです!
天日塩とは、海水を太陽と風で蒸発させながら作る、塩のことをいいます。
ただ、日本の場合は海水を煮詰めて作る釜炊き塩が主流です。
この天日塩は手間がかかるだけでなく、味も格別にいいんです。
ガツンとくる塩味が少なく、じんわりした甘味とか濃厚さがくるという、優しい塩。
柚子胡椒作りにも使いたい塩のひとつです。
説明が長くなりましたが、山うににもこの天日塩が使われています。
天日塩を使っているため、ガツンとくる塩味は少なく、じんわりとした甘味と濃厚さがきます。
山うには、こだわりの素材を使った辛味調味料というだけでなく、使い勝手もバツグンです!
先ほど、ごはんに乗せて食べていると記載しましたが、豆腐とも相性がいいです。
あと、ツナマヨに山うにを入れると、めちゃくちゃおいしいんです。
ツナマヨと山うには、おにぎりの具はもちろん、サンドイッチやトーストにもめちゃくちゃあうんです!
その他にも、
- パスタやうどんなどの麺類に乗せたり、和えたりする
- きゅうりやわかめや長芋と和える
- 焼き鳥や焼肉の薬味に
などなど、幅広く使え、使い勝手がバツグンです!
山うにには、中辛と辛口があります。
中辛はマイルドで食べやすいです。
辛口はめちゃくちゃ辛いですが、辛味のあとに濃厚さがきて、これまたおいしいのです。
辛いものが好きな方には、辛口をおすすめしたいです!
こだわりの素材を使い、使い勝手がバツグンな山うに。
また、福井県内のお土産屋さんでも、出会える可能性があります。
気になった方は、是非一度お試ししてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございます!